ドクサイシャ。
綺麗な青い空は、誰かのものだと権利が決まっていないのに、その綺麗な青い空を奪おうとする者が、とても醜い憎さ悪意を感じます。
綺麗な青い海には、ちゃんと名前があるのに、青い空には“青空”しか名前はありません。
灰色の空は、どこまでも青色を呑み込んでしまいます。
痛み…。
祈り…。
美しい黄色の花に、まだ季節はずれだと言われてしまいます。
美しい黄色のお花畑は、どこまでも永遠に続くことを信じて、咲くことを忘れていません。
根こそぎ奪おうとする者に、この綺麗な青い空と美しい黄色のお花畑の本当の価値と魅力を知らなさすぎます。
痛み…。
哀しみ…。
逃げ惑う…。
灰色に溶け込んでしまえば、青色と黄色はすぐには戻りません。
人間の痛みすら感じない者に、その澄んだ綺麗さに価値を見出だせないよね。
赤く燃え尽きて、何を奪うの。
差別を行われるほど、尊厳のない人間を作ろうと生ませないで。